日も長くなり、春の訪れがあちこちに見え隠れする時期になりました。
新年度に向け、新たな生活の準備をしている子どもたちも多いです。
そんな中、今日は職員事務所にこんなものが届きました。
作者はこの春、学園を巣立とうとしている子どものひとり。朝から手ごねで作ってくれたそうです。
発酵させるのがなかなか難しかった、と言いながらも、出来上がって食べてもらえることがとても嬉しそうな様子。
ホームのみんなにだけでなく、事務所にまで届けてくれてとても嬉しい出来事でした。
外はさくさく、中はふんわりのパンを、みんなで分け合っておいしくいただきました。
来る春に向けて様々な準備をしなければならず、忙しいさなかですが、今までやってみたことのないことに自分から挑戦しているその顔がとても輝いており、新しい生活に、未来にワクワクしている様子がうかがえました。
一年、また一年と育っていく子どもたちの、成長の片りんを感じては喜びにあふれる春の始まりでした。