ファミリーバンケット(職員家族交流会)

西日本新聞の12月4日(日)付の記事で「甘木山学園 HPを一新」と掲載して頂いたことで、たくさんの反響を頂いており、驚いております。(朝日新聞では、大牟田市社会福祉法人公益活動協議会の取り組みでも、甘木山学園のことを取りあげていただいていた)。

 

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私も家族から「新聞に載っていたね」と早速、連絡がありました。

スマートフォンにも対応したホームページです。個人情報保護を十分に考えながらしっかり発信することで、

みなさまに関心を持って頂けることにより、子ども達とってより良い支援につながり、正しい理解となって広がっていくと実感しているところです。

 

さて、もう一ヶ月前の話になってしまいましたが、11月6日の日曜日に、職員の家族や日頃より甘木山学園へご協力頂いている地域や関係機関の方々を招待し、ファミリーバンケットを行いました。

「バンケット」とは宴・宴会という意味ですが、「職員の家族交流会」と位置づけています。

今回のファミリーバンケットの目的は、職員の一番の協力者・理解者であるご家族の方に、児童養護施設に実際に来て、子ども達と触れ合っていただき、施設(社会的養護)への理解を深め、職員の仕事への理解につながると思います。そして、長く仕事を続けられることにより、子ども達の安定した人間関係の構築になることを期待し開催したものです。大人の安心感と笑顔が、子どもにより多くの安心感と笑顔を届けることができると考えています。

また、学校関係者、ボランティア、関係機関、地域の方々には、子ども達の頑張っている姿を見ていただきたく、あわせてご案内をいたしました。

 

午前中は職員のご家族に、施設見学と社会的養護の制度や施設の生活について説明をしました。今年は初めての試みとして、正午から昼食を食べながら交流できるよう、各ユニットより下記のお店を出店し、子ども達がその活動を通して「仕事体験」ができるようにと、工夫も重ねました。

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そのお店は・・・

・わたあめ  ・駄菓子  ・シュークリーム  ・タピオカジュース  ・チョコバナナ  ・たこやき

・カレーライス  ・ホットドッグ  ・肉うどん

・くじ引き  ・射的

と、こんなにたくさんのお店を揃えました。

 

準備・制作・販売・片付けという過程を学び、頑張った分の売り上げは、各ユニットで自由に使えるよう、企画していましたので、子ども達も役割分担を行い、張り切って取り組んでくれました。

当日を迎えるまでは「どのくらいの量で、いくらにするのか?」「たくさん喜んで頂ける為にはどうしたら良いのか」とすごく悩みましたが、当日は大盛況で、子どもも職員も、来園して頂いた方々も笑顔でいっぱいでした。

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幼児さんからは可愛いダンスとキレキレの体操(側転など)の発表もあり、幼稚園児たちの一生懸命頑張っている姿に、たくさんの拍手を頂きました。

子ども達も自信に繋がったようです。

子ども達の無邪気な笑顔が溢れ、とても充実した1日でした。

 

私たちのユニットでは、これからクリスマスの時期ですので、売り上げは、子ども達が、今、夢中になっている「ジェイボー」を買おうかなと思っているところです。